◆カイリューの対策
最終更新: 2026-04-29
◆対策の戦略方針
- ▪HP91/A134/D95/SpD100/S80の高均整な物理エース。
- ▪隠れ特性マルチスケイル(HP満タン時被ダメ半減)+ しんそく(優先+2)+ つるぎのまいで「1撃耐えて積んで全抜き」の積みエース運用が脅威。
- ▪本質的対策は「氷4倍を1手で確定処理」「ステロ等でマルチスケイルを事前剥がし」「先制技でしんそく以上の優先度を作る」のいずれか。
- ▪マルチスケイルが残ったまま舞を許すとほぼ詰むため、初手対面の処理速度が全て。
◆カイリューの弱点まとめ
- ▪こおり4倍弱点(最大の処理ルート)。
- ▪いわ2倍・ドラゴン2倍・フェアリー2倍。
- ▪ほのお・みず・かくとう・むし半減、くさ1/4、じめん無効(ひこう複合)。
- ▪HP91/防御95/特防100は均等な高耐久でマルチスケイル込みなら実質倍化、ステロ後でも非弱点の中威力では削りきれない。
- ▪素早さ80は中速で、最速110族以上または先制技で抜きたい。
◆カイリューの対策ポケモン
こおりのつぶて(威力40・優先+1)+ A130 + 氷4倍弱点で確実にマルスケ剥がしから2発目で削り切る本命枠。HP110の高耐久でカイリューのしんそくを耐えてから2撃目を返せる。あついしぼう型ならカイリューのほのおキバ・はかいこうせん採用にも強くなる。
注: つぶて1発でHP満タンマルスケカイリュー(実数HP175前後)を落とすには威力不足、A特化でもダメージ40〜50%帯。マルスケ剥がし→交代→2発目という2手プランが基本で、単機完結はしない。スカーフカイリュー(実数120)には抜かれて先制げきりんで落ちる。
最速150族(実数222)+ SpA175でカイリュー80を確実に上から取る。マジカルシャイン(威力80・特殊・フェアリー)はC175 + STAB1.5でフェアリー2倍弱点を貫いてマルスケ込みでも確定2発、剥がし→2発目処理が安定。トレース特性で相手特性をコピーするのも応用範囲が広い。
注: HP55/防御65/特防105の特殊偏重耐久。物理面はカイリューのしんそく(A134 + 威力80 + STAB1.5 + 優先+2)で確1。初手対面では先手マジシャ→こちら落ちのトレード成立しないので、サイクルで釣り出さず自由に投げる運用が前提。氷打点はれいとうパンチ(物理・A50)しかなく火力不足。
素早さ109(実数177)でカイリュー80を上から取り、ふぶき(威力110)+ こおり4倍弱点で確定削り。ゆきふらし発動で雪天候→自身のこおりタイプ特防1.5倍補正でカイリューのりゅうせいぐん・れいとうビームを耐えやすくなる。氷/フェアリー複合でカイリューのげきりん(ドラゴン技)が0倍無効化されるのも本質的に強い。
注: A67/C81と火力低めで、SpA特化ふぶきでもマルスケ込みは確1できず確2。HP73/D75の物理耐久薄、しんそくのロール次第で先制で剥がされる。雪パ前提の運用ならゆきふらしで自身強化できるが、晴れ・砂と競合する天候枠。
素早さ142(実数213)+ へんげんじざいでれいとうビーム使用時に氷化補正、SpA133 + STAB1.5 + 氷4倍でマルスケ込みでも1撃圏のロール。剥がしと突破を1匹で完結する希少枠で、初手対面で確実に処理できる本命級。
注: メガ後HP72/防御77/特防81の紙耐久(攻125/特攻133のオールラウンド型で耐久は薄い)、カイリューのしんそく(A134・優先+2)はメガゲッコウガが先手れいとうビームを撃てれば不発化するが、たすきカイリューに残られた場合のしんそく返しでメガゲコ即落ちあり。初手で確実に決めにいく運用が前提、スカーフ型の場合は高速性が無効化される。
フェアリー単タイプでカイリューのげきりん(ドラゴン)を0倍無効、しんそく等倍受けはHP74/D87/SpD148で問題なし。フェアリーオーラ補正(味方フェアリー1.33倍)込みのムーンフォース(威力95×STAB1.5×1.33)+ SpA155で2倍弱点を貫いてマルスケ込みでも確定2発、剥がし後は確1。
注: S102でスカーフカイリュー(実数120)には抜かれ、先制げきりん→無効でも返しのしんそくで削られるロール。物理耐久面ではしんそく1発確2程度、HP振りで安定させる。メガ枠を消費するため他メガと競合。
いわなだれ(威力75)でいわ2倍弱点突破、特性すなおこしで砂下特防1.5倍補正によりカイリューのりゅうせいぐん・ハイドロポンプを高特殊耐久で受ける。HP100/D110/SpD100(砂下150)の高耐久でしんそくも耐久面で安全圏。
注: いわなだれは命中90で乱数怯み3割があるが、命中不安は残る。ストーンエッジは命中80でさらに不安定。最大の弱点はカイリューのじしん(採用率低)4倍弱点で、もしじしん持ちなら詰む。素早さ61も低くスカーフ持ちのカイリューには抜かれる。
◆警戒すべき技・持ち物・積み
HP満タン時被ダメ50%カット(隠れ特性、メガカイリューにも継承)。1撃で倒せないと積みの起点になる。ステロ撒き済みなら解除されるためステルスロック撒きが必須レベル。
ノーマル一致威力80・優先+2の鬼火力先制。A134 + STAB1.5でメガフーディン・メガゲッコウガ等の紙耐久ポケモンを確1圏に落とす。マルスケ剥がし兼削りの2役を1技で兼ねる。
マルスケで耐えてから積み→A+2しんそくで全抜きの王道ルート。1回積まれた瞬間に勝ち筋が消えることが多い。
A134 + 一致1.5 + 威力120でカイリューの最大火力技。2〜3ターン拘束されるが、その間に交代読みでフェアリー受け(メガフラエッテ)に出すのが定番の対抗。
S1.5倍で実数120→180、最速メガリザY 100や最速ガブ169を抜くスカーフ型。型判別を誤ると上から取られる事故。
マルスケ復活+回復の鬼ループ。耐久型カイリューの場合、しんそく不採用でりゅうのまい+はねやすめ展開もあり。
◆立ち回りのコツ
- 1ステロ展開はカイリュー対策の最優先。マルスケが機能しないだけで処理難度が大幅に下がる。
- 2氷4倍を確定で突ける枠(メガゲッコウガのれいとうビーム、マンムーのつぶて)を1体は構築に入れる。
- 3メガフラエッテはげきりん無効受け+ムンフォ反撃の役割で、カイリューの起点化を防ぐキー。
- 4最速110族以上のポケモン(メガフーディン・アローラキュウコン)で上から取り、つるぎのまいの起点化を阻止。
- 5カイリューに先制技で削られないHPライン(しんそく確定耐え)の調整は、構築全体での耐久振り基準にする。
- 6はねやすめループ型はちょうはつ・くろいきり・どくどく等の搦め手で削る、火力ゴリ押しは通らない場合あり。